2013年8月24日土曜日

自転車で遠くへ行きたい ~鋸山ツーリング~

Bloggerに引っ越す前はtumblrでブログを書いていました。
tumblrをカスタマイズして使っていたのですが、やはりBlogはBlogサービスを利用した方が使いやすいし、閲覧性に優れます。

それでBloggerにお引っ越ししたのですが、検索性の悪いtumblrのこと、過去に書いた日記が検索できなくなりそうです。
そのため、Bloggerに過去記事のお引越しをすることにしました。

以下の記事は、現在の記事ではなく、過去の記事となりますので悪しからずご了承ください。

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元記事:http://akihiro555.tumblr.com/post/52053366759#post:52053366759

5月初めにクロスバイクを購入しました。十何年ぶりかのスポーツバイクです。

片道30kmの通勤に使用していますが、あまりに軽く走るので、とても楽しく乗っています。

自転車は自由だ。そう実感しました。

そして通勤に使っているだけでは物足りなくなってきて、自転車で遠くまで走って行きたくなりました。

昔はMTBで高尾山まで片道75km走り、そのまま担いで登頂したりしていましたが、もうだいぶ長いこと、本格的には自転車には乗っていませんでした。

どこへ行こうかと考えた時、鋸山の地獄のぞきが脳裏に閃き、鋸山に行こう!と思い立ちました。

鋸山に行ったことはなかったのですが、調べてみたら大体、片道100km。ちょうど、切りの良い距離です。

往復200kmは過去にも経験のない距離ですが、だからこそドキドキワクワクしました。

Google+のコミュニティで、長距離サイクリングのアドバイスを幾つかもらい、それを参考にすると同時に、友人のFacebookで知ったルートラボでコースを組み立てます。

コースはこんな感じ。

東京-鋸山往復コース

巡航速度は20kmと考えると、200kmで10時間。明るいうちに帰りたかったので、出発は朝4時と決めました。

前日は早く寝たのですが、ドキドキワクワクが止まらず、朝の3時に目がさめたので、そのまま準備して3時半には家を出ました(笑)

まだ真っ暗な中、千葉街道をひた走り、市原市に入った時、気持ちい朝焼けを見ました。

1時間に一回、一口羊羹を補給のために口に放り込みます。水は自転車用のボトルではなく、ハイドレーションシステムを使用しました。



長距離サイクリングの時はハイドレーションシステムに限ります。楽にチューチューと水が飲めます。



気持ちい朝焼けを背に、さらに走ります。

走りながら計算すると、8時ちょい過ぎには鋸山に着いてしまいそうです。

そこで寄り道をして、時間調整をすることにしました。

当初予定では富津岬は行かない予定だったのですが、富津岬の突端まで行って見ることにしました。



富津岬突端の展望台です。高い所は嫌いなのですが、勇気を出して頂上まで行ってみます。



展望台から富津岬を振り返って見た所です。絶景!

でも高い所は怖いので、早々に降りました(笑)

さらに海岸線に沿って走って行くと、東京湾観音が見えて来ました。

中学時代、ボーイスカウトで東京湾観音で毎年キャンプをしていました。懐かしくなり、東京湾観音も予定になかったのですが、寄り道してみました。

でも、これが間違いの元。東京湾観音までは、結構なヒルクライムで脚を使ってしまい、これ以降がかなりキツくなり後悔するハメになりました。

でも、東京湾観音に久し振りに行けたことは良かったです。東京湾観音で丁度、出発してから100kmでした



東京湾観音からは鋸山までは20km弱を走りぬき到着です。

行きの走行データ

ロープウェイ乗り場に自転車を駐輪し、ロープウェイで山頂にある日本寺を目指します。こでクリート付きの自転車用の靴を脱ぎ、普通の靴に履き替えます。


















初めて来た鋸山にテンションも上がります。

これが鋸山の代名詞でもある地獄のぞき。



超怖い!!今は柵で囲ってありますが、子供の頃見た写真では柵がなく、突端に腰掛けている人の写真を見たことがありますが、私には自殺志願者としか思えません。

地獄のぞきから見下ろした風景。高さがヤバイです。足の裏がむず痒い。


鋸山には日本寺という寺があり、約1,300年前に聖武天皇の勅命により、建立された寺です。地獄のぞきも日本寺の境内にあり、他には百尺観音や日本最大の大仏があります。

その割にイマイチ、メジャーではないのは、昭和14年に登山者の失火が原因で、数多くの国宝が焼け落ちた上、戦時中は日本軍の要塞となっていたからです。

今は復興に取り組んでいるようですが、今でも十分楽しめますし、敬虔な気持ちを抱かされる、不思議な場所です。

日本最大の大仏


百尺観音


もし鋸山に行き、日本寺境内を散策するなら、足腰に余力を残しておいてください。

日本寺は広く、アップダウンが多く、階段昇降地獄が待ち受けています。

実際、私も東京湾観音に向けてヒルクライムしている時と同じくらい、息が切れました。

3時間ほど鋸山を楽しんだ後、ガストで昼食を取り、帰路につきました。

行きの120km弱の走行、東京湾観音へのヒルクライム、日本寺のトレッキングで脚は売り切れた上に、ずーーーっと東京に着くまで向かい風で閉口しました。

しかし、漕ぎ続ければ辿り着くものです。

帰路の走行データ

暗くなる前に家に帰り着き、風呂に飛び込みました。

200kmを完走し、とても嬉しかったと同時に、200kmという距離がチャレンジでは無くなってしまいました。

鋸山往復はとても楽しいコースだったので、これからも走りますが、それとは別にチャレンジとして、もっと長距離サイクリングに挑んでみたくなりました。

次はどこを走ろうか、思案中です。

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